【横浜市栄区の行政粗大ゴミ処分について】

栄区にお住まいの方が粗大ゴミを処分する際は、横浜市の粗大ゴミ収集サービスを利用することができます。
栄区には2024年9月から全国初となる「事前申込不要の粗大ゴミ自己搬入制度」が導入され、非常に便利になっています。

粗大ゴミの定義

横浜市では以下のサイズの物品が粗大ゴミとして扱われます。

金属製品：

一番長い辺が30cm以上のもの

金属以外（プラスチック製品、木製品など）：

一番長い辺が50cm以上のもの

※解体して小さくしても粗大ゴミとして扱われます
※長さが2メートルを超えるものは2メートル以下に切断が必要です

粗大ゴミ収集の申込方法

栄区の粗大ゴミ収集は事前申込制となっており、以下の4つの方法で申し込むことができます。

電話での申込

粗大ゴミ受付センター

一般加入電話：

0570-200-530

携帯電話・IP電話：

045-330-3953

受付時間：

月〜土曜日 8:30〜17:00（祝日含む、年末年始除く）

24時間受付可能な方法

LINEでの申込：

横浜市LINE公式アカウントから

チャットでの申込：

横浜市ウェブサイトから

インターネットでの申込：

横浜市粗大ゴミ受付サイトから

※申込みから収集まで約2週間程度かかります
※一度に出せる量は9点までです

手数料の支払い方法

粗大ゴミの処理には品目ごとに定められた手数料が必要です。支払い方法は以下の通りです。

収集シール購入

栄区内のコンビニエンスストア（セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど）、市指定の金融機関、郵便局、指定取扱店で購入

電子決済

クレジットカード：

Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners

PayPayに対応

栄区最寄りの自己搬入施設

栄区にお住まいの方が利用できる最寄りの自己搬入施設は以下になります。

栄ストックヤード

所在地：

横浜市栄区上郷町1570-1

アクセス：

環状4号線「栄資源循環局前」を曲がり坂を登る

受付時間：

9:00〜12:00、13:00〜16:00

休業日：

日曜日、年末年始

特典：

2024年9月24日から事前申込不要の制度開始（電子決済のみ）

神明台ストックヤード

所在地：

横浜市泉区池の谷3949-1

受付時間：

9:00〜12:00、13:00〜16:00

休業日：

日曜日、年末年始

鶴見資源化センター

所在地：

横浜市鶴見区末広町1-15-1

受付時間：

9:00〜12:00、13:00〜16:00

休業日：

日曜日、年末年始

収集できない品目

以下の品目は横浜市の粗大ゴミ収集では取り扱いできません。

家電リサイクル法対象品目

テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機

資源有効利用促進法対象品目

パソコン本体、モニター

処理困難物

バッテリー、プロパンガスボンベ、灯油、ガソリン、塗料、薬品、農薬
タイヤ、小型充電式電池、ピアノ、消火器など

【栄区エリアの特徴・概要】

横浜市栄区は、横浜市の南部に位置し、面積18.55km²の自然豊かな区です。
東は金沢区・磯子区、西は戸塚区、南は鎌倉市、北は港南区に接し、横浜市内で最も治安が良い区として知られています。
1986年（昭和61年）に戸塚区から分区して誕生し、古来より鎌倉とゆかりの深い歴史を持つ地域です。

横浜市内最大の緑地率40％を誇る自然の宝庫

栄区は横浜市内最大の緑地(円海山周辺)の一角に位置し、区域の約40％が緑地帯という恵まれた自然環境を有しています。
横浜市内で最も豊かな自然に恵まれ、「横浜自然観察の森」（東京ドーム9個分の広さ）や5つの「市民の森」、130か所の公園が点在し、四季を通じて花や野鳥を楽しむことができます。
晴れた冬の日には各地から美しい富士山を望むことができ、まさに「横浜の奥座敷」と呼ぶにふさわしい環境です。

4つの特色あるエリア

栄区は地理的・歴史的特性により、大きく4つのエリアに分けることができます。

いたち川流域 中央住宅地エリア

区の中央を東西に流れる「いたち川」は栄区のシンボルリバーとして親しまれ、自然の川の姿を残しています。
川の両側には遊歩道が整備され、桜の名所として有名で、春にはライトアップも行われます。川沿いには閑静な住宅地が広がり、カワセミなどの野鳥を観察できる貴重な自然環境が保たれています。
鎌倉時代には霊所とされ、『吾妻鏡』にも記述される歴史ある川です。

本郷台駅周辺 商業・文教エリア

JR根岸線本郷台駅を中心とした区の玄関口で、駅前には商業施設や区役所などの行政機能が集積しています。
横浜駅まで約25〜30分、東京駅まで約50分と都心へのアクセスも良好で、通勤・通学に便利な立地です。
駅周辺は計画的に整備された新興住宅地として発展し、ファミリー世帯に人気の住環境を提供しています。

丘陵住宅地エリア

区の東側から南側にかけて三浦半島に連なる丘陵地が広がり、起伏に富んだ地形を活かした住宅地が形成されています。
円海山、大丸山、大平山などの山々に囲まれ、標高80mから160mの高台から横浜市街地や相模湾を見渡すことができます。
静かで落ち着いた環境から、子育て世帯や高齢者に人気の居住エリアとなっています。

農業・歴史保全エリア

柏尾川西岸の長尾台や田谷地区は横浜市の農業専用地区に指定され、ホウレンソウ、米、ダイコン、ジャガイモなどの野菜類生産が営まれています。
一部は「鎌倉野菜」として出荷され、区内の直売所でも新鮮な地場農産物が販売されています。
また、室町時代創建の定泉寺と人工洞窟「田谷の洞窟（瑜伽洞）」など、歴史的な文化財も数多く残されています。

横浜市内で最も治安の良い安心・安全な街